※2026年9月11日更新
2026年9月13日(日)に中山競馬場で行われる第80回朝日杯セントライト記念(GⅡ)。
今年は16頭立てで、中山芝2200m・外回りが舞台です。枠順も確定しました。
今回の予想では、単純な実績や予想人気ではなく、
「枠順」「位置取り」「今開催の中山芝のトラックバイアス」
をかなり強く評価します。
結論からいえば、狙いたいのは内~中枠から好位を確保できるタイプ。
本命◎は、3枠5番アスクエジンバラです。
セントライト記念2026の最終予想
| 印 | 馬番 | 馬名 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|
| ◎ | 5 | アスクエジンバラ | 内枠・中山実績・好位力 |
| ○ | 6 | サヴォアフェール | 先行力・上昇度・3枠 |
| ▲ | 10 | バステール | ダービー3着・持続力 |
| ☆ | 4 | リッツパーティー | 2枠+先行力で穴本線 |
| ☆ | 3 | バドリナート | 2枠+中山実績で一変警戒 |
| ☆ | 7 | ジャスティンシカゴ | 展開の鍵を握る逃げ候補 |
今回のポイントは、予想1番人気候補のゴーイントゥスカイを本命にせず、トラックバイアスとの相性を優先したことです。
9月10日時点の民間予想オッズではゴーイントゥスカイ、バステール、アスクエジンバラが上位人気候補。リッツパーティーは7番人気前後、ジャスティンシカゴは11番人気前後、バドリナートは12番人気前後と予想されています。ただし、これは発売後の確定人気ではありません。
過去3年+今開催から見る中山芝のトラックバイアス
まず注意したいのが、「セントライト記念=逃げ先行馬だけを買えばいい」というほど単純ではないことです。
2023年はレーベンスティールが4角7番手から勝利。2着ソールオリエンスは4角9番手、3着シャザーンは4角4番手でした。
2024年は1枠1番アーバンシックが4角7番手から勝利しましたが、2着コスモキュランダは4角3番手、3着エコロヴァルツは4角2番手。前で運んだ馬もしっかり残っています。
2025年も勝ったミュージアムマイルと2着ヤマニンブークリエは4角6番手でしたが、3着レッドバンデは3番手。逃げたジーティーアダマンは11着に失速しています。
つまり近3年を見ると、
「逃げ切りが強い」のではなく、「極端な後方一気より、4角までに射程圏へ入れる馬が安定」
という解釈の方が適切です。
枠順についてはさらに明確で、JRAの過去10年データでは1枠の3着内率36.4%が全枠トップ。一方、7枠と8枠からは勝ち馬が出ておらず、8枠の3着内率は9.5%にとどまっています。
今年は、この「内寄り有利」をさらに重視しました。
今開催も内~中枠+前目が強い
2026年9月5日の中山芝1800m・古作特別では、3枠5番スタニングヴューが2番手追走から1着、4枠7番デイジーが3番手から2着。
さらに9月6日の重馬場・芝2000mでは、17番人気の3枠5番カテドラルクォーツが逃げ切り、15番人気の2枠4番ジェイエルグリーンが2着。人気薄でも「内枠+前」が残りました。
同日の紫苑Sも1着4枠4番、2着2枠2番。重馬場でも内~中枠が上位を占めています。
ただし、今週は一つ大きな変化があります。
JRA発表では9月11日正午現在の中山芝は「重」。9月4日から11日までの掲載雨量を合計すると218.5mmに達します。さらに現在はBコース使用で、JRAが明確に**「3コーナーから4コーナーの内柵沿いに傷みがあります」**と発表しています。
したがって今年の狙いは、
内枠を引く → 好位を確保する → 3~4角では傷んだ最内にこだわりすぎない
という競馬ができる馬です。
本命◎5番アスクエジンバラ
本命は3枠5番アスクエジンバラ。
今回の枠、コース、展開を総合すると最も買いやすい馬です。
ホープフルS3着、スプリングS2着、皐月賞4着と、中山重賞で非常に安定しています。
特に皐月賞では5番手付近から進め、4角3番手で0秒3差の4着。日本ダービーも10着とはいえ勝ち馬とはわずか0秒5差でした。
この馬の最大の強みは、ゴーイントゥスカイやサノノグレーターのように「末脚を生かすため後方に構える必要がない」こと。
3枠5番なら、スタート後に無理をせず好位の内~中へ収まりやすい。
現在の馬場を考えると、逃げ馬の直後で脚を温存し、3~4コーナーで少し外へ持ち出す形が理想です。
能力+中山適性+枠+位置取りの自由度。
今回はこの4点を評価して◎とします。
対抗○6番サヴォアフェール、▲10番バステール
○は3枠6番サヴォアフェール。
春は若葉S3着、京都新聞杯4着。その後は1勝クラス、2勝クラスを連勝しており、前走の木曽川特別では2番手を追走して1分57秒6で快勝しました。
前走のように2~4番手で運べるのは現在の中山では大きな武器。
しかも◎アスクエジンバラと同じ3枠です。
実績だけならダービー組に及びませんが、春から夏にかけて最も上昇している一頭で、**今回の馬場バイアス込みなら逆転まである○**と見ます。
▲は5枠10番バステール。
日本ダービー3着馬なので穴狙いとはいえ軽視できません。
ダービーでは最後方付近から一気に進出し、3~4コーナーでは2番手まで押し上げて3着。中山のディープインパクト記念も勝っています。
単純な瞬発力だけではなく、長く脚を使ってポジションを上げられる点が中山芝2200m向き。
5枠10番なら極端な外枠でもありません。
ただし、序盤から好位を取るタイプではないため、今回のトラックバイアスを考えて◎○より一段評価を下げました。
穴馬☆は4番・3番・7番
穴馬で最も狙いたいのは2枠4番リッツパーティーです。
前走ラジオNIKKEI賞では2番手を追走して3着。JRAも「レースセンスに優れ、先行力が強み」と評価しています。
2枠4番からロスなく先行できれば、現在の中山芝の傾向にピタリ。
人気上位馬が後方から外を回す展開になれば、直線入り口でかなり大きなリードを作れる可能性があります。
今回の穴馬3頭で一番買いたいのはリッツパーティーです。
2頭目は2枠3番バドリナート。
前走ラジオNIKKEI賞は12番手付近から4着まで追い上げましたが、昨年のホープフルSでは3~4番手付近を運んで5着。中山で好位から競馬できる実績があります。
近走だけを見ると差し馬に見えますが、本来はある程度位置を取れるタイプ。
2枠3番を生かして以前のような積極策に戻れば、人気以上に面白い存在です。
3頭目が4枠7番ジャスティンシカゴ。
前走の東京芝2000mではハナを奪い、そのまま逃げ切り。プリンシパルSでも2着しており、単なる条件戦上がりではありません。
今回、明確にハナを主張しそうな馬はそれほど多くありません。
リッツパーティー、サヴォアフェールなどが控えれば、この馬が単騎逃げになる可能性があります。
重賞での能力比較では未知数ですが、今開催では重馬場の中山芝2000mを17番人気馬が逃げ切った実例があります。
展開と馬場だけで拾うなら、この馬が一番“トラックバイアス予想らしい穴馬”です。
ゴーイントゥスカイを本命にしない理由
予想1番人気候補の8番ゴーイントゥスカイは能力だけならもちろん上位です。
青葉賞1着、日本ダービーではメンバー最速の上がりを使って0秒1差の4着。実績は文句ありません。
それでも今回は6頭から外しました。
理由は、ダービーで4角15番手、青葉賞でも4角7番手という「後ろから末脚を使う形」が現在想定する中山のバイアスと完全には一致しないからです。
さらに過去10年では1番人気の連対率が90%なので、データ上は非常に危険な「人気馬消し」でもあります。
したがって能力を否定しているわけではなく、人気とトラックバイアスを比較した時に期待値を下げたという評価です。
もし9月12日(土)の中山芝で「外差し」が明確に決まり始めた場合は、この馬の評価を一気に上げる必要があります。
朝日杯セントライト記念2026予想まとめ
最終結論は、
◎5 アスクエジンバラ
○6 サヴォアフェール
▲10 バステール
☆4 リッツパーティー
☆3 バドリナート
☆7 ジャスティンシカゴ
とします。
馬券の中心は◎5アスクエジンバラ。
相手本線を○6サヴォアフェールと▲10バステールに置き、配当妙味なら☆4リッツパーティーを厚めに狙いたい組み合わせです。
今年のポイントは単純な「内枠有利」ではありません。
内~中枠+好位~先行+3~4角で傷んだ最内を避けられる機動力。
この条件に最も合うアスクエジンバラを本命としました。
なお、2026年9月11日正午時点では中山芝は重馬場です。レースは9月13日のため、実際の馬場状態と9月12日の芝レースでの伸びる位置は現時点では確認できません。土曜日に外差し傾向へ大きく変化した場合は、今回の評価を修正する必要があります。
※競馬予想は的中を保証するものではありません。馬券は無理のない範囲でお楽しみください。

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