2026年9月13日(日)、阪神競馬場で**第44回関西テレビ放送賞ローズステークス(GⅡ)**が行われます。
舞台は阪神芝1800m・外回り。秋華賞への重要なトライアルで、今年は12頭立てとなりました。JRAの正式な出馬表では、1番アンジュドジョワ、7番モンローウォーク、11番レイクラシック、12番タイセイボーグなどの枠順が確定しています。
今回の予想で最も重視したのは、単純な春の実績や予想人気ではありません。
**「枠順」「位置取り」「現在の阪神芝」「最後の瞬発力」**の4点です。
結論から先に紹介すると、2026年ローズSの印は以下の6頭。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|
| ◎ | 1 | アンジュドジョワ | 内枠+阪神1800m実績+末脚 |
| ○ | 7 | モンローウォーク | 先行力+3戦3勝 |
| ▲ | 11 | レイクラシック | オークス0.1秒差+好調教 |
| ☆ | 5 | ファストフォワード | 好位+33秒台の脚 |
| ☆ | 3 | スマートプリエール | 内枠+1800m重賞勝ち |
| ☆ | 9 | ナムラコスモス | 阪神重賞実績+復調気配 |
本命◎は1番アンジュドジョワ。
9月8日時点の予想オッズでは6番人気前後とされており、人気とのバランスまで考えると今回最も狙ってみたい一頭です。予想オッズ1~3番人気はモンローウォーク、イクシード、タイセイボーグの順でした。なお、これはJRA発売オッズではなく事前の予想オッズです。
ローズSは本当に「内枠・逃げ先行有利」なのか?
ここは今回の予想でかなり重要です。
ローズSについて「内枠有利」「逃げ・先行有利」というイメージもありますが、直近3年間だけを見ると、その認識をそのまま2026年に当てはめるのは危険です。
過去3年は以下の結果でした。
| 年 | 開催 | 1着 | 枠・馬番 | 位置取り |
|---|---|---|---|---|
| 2025 | 阪神1800m | カムニャック | 6枠11番 | 6→7番手 |
| 2024 | 中京2000m | クイーンズウォーク | 2枠2番 | 7→6→6→6 |
| 2023 | 阪神1800m | マスクトディーヴァ | 6枠12番 | 9→7番手 |
特に注目したいのが阪神1800mで行われた2023年と2025年。
2023年は12番マスクトディーヴァが中団から上がり33秒2で勝利。2025年も1~3着が11番、10番、14番で、3着セナスタイルは15番手から追い込んでいます。
つまり、
「ローズSだから内枠・前残り」と決めつけるレースではありません。
さらに2024年は阪神ではなく中京芝2000m。2番クイーンズウォーク、4番チェレスタ、10番セキトバイーストが1~3着で、セキトバイーストは逃げ粘りましたが、今年の阪神1800mとはコースが異なります。
一方、2026年については内をロスなく回るメリットを例年以上に意識したいと考えます。
JRAが9月11日正午に発表した阪神芝は稍重。今週は火曜48mm、水曜22mm、木曜6mm、金曜13mmの降雨が記録されています。ただしAコースを引き続き使用し、JRAは「先週の競馬による傷みは少なく、概ね良好」と発表。9月11日時点の土曜・日曜の天候欄はいずれも晴れとなっています。
したがって想定したいのは、
内しか伸びない馬場ではなく、「ロスなく好位~中団につけ、直線で速い脚を使える馬」が有利な馬場。
これが今回の予想の軸です。
実際、開幕週9月6日の阪神芝1800mでは1番リスグロワールが4番手から上がり32秒7で勝利。同日の芝1600m・武田尾特別も1番テーオーアルアインが4番手から上がり33秒2で快勝しました。
ただし9月5日の芝1600mでは17番ペアピーターソンが最後方から差し切っており、単純な「内・前だけ」の馬場でもありません。
今年のキーワードは「内枠そのもの」より、好ポジション+瞬発力です。
ローズステークス2026最終予想
◎1番 アンジュドジョワ
今回最も狙いたい馬です。
オークスは9着ですが、勝ち馬ジュウリョクピエロからわずか0秒4差。15番手付近から上がり33秒4まで伸びており、着順ほど内容は悪くありません。
さらに2走前の君子蘭賞では、今回と同じ阪神芝1800mを3~4番手から上がり34秒1で勝利しています。
そして今回は絶好の1枠1番。
オークスのように後方まで下げるのではなく、君子蘭賞のように好位~中団のインを確保できれば、今回の馬場にピタリとはまる可能性があります。
最終追い切りも栗東CWで4F52秒3-1F11秒8。福永調教師もスタートを決めれば君子蘭賞のような競馬ができるという趣旨のコメントをしています。
人気上位3頭を本命にするより、トラックバイアスと枠順から狙うならこの馬。
2026年ローズSの本命◎はアンジュドジョワです。
○7番 モンローウォーク
3戦3勝の上がり馬。
新馬を逃げ切り、函館1800mの1勝クラスを3番手から勝ち、前走かもめ島特別では2番手から0秒6差の完勝。
単なる逃げ馬ではなく、好位から競馬ができる点を高く評価しました。前走は重馬場でも勝っており、今週の雨の影響が多少残っても大きなマイナスにはなりにくそうです。
今年は強力な逃げ馬が少なく、前半が落ち着く可能性があります。
7番枠なら外から無理に脚を使う必要もなく、2~4番手を確保できそう。
予想1番人気候補ですが、展開面では逆らいにくい存在として対抗○にしました。
▲11番 レイクラシック
外枠でも高く評価したいのがレイクラシック。
最大の理由はオークス。
12~13番手付近から上がり33秒6で伸び、勝ち馬から0秒1差の6着でした。その後は8月8日の中京芝2000mで古馬相手の1勝クラスを勝利。5番手から3番手へ位置を上げ、上がり33秒5で差し切っています。
つまり、後方一辺倒ではありません。
最終追い切りも栗東坂路52秒8-12秒2。日刊スポーツの追い切り評価でもモンローウォークに次ぐ2番手に挙げられています。
11番枠はマイナスですが、12頭立てなら致命的ではありません。
オークス5着スウィートハピネスとの着差がなく、それでいて事前予想ではレイクラシックの方が人気薄。
能力と人気のギャップという意味では非常に面白い▲です。
☆5番 ファストフォワード
今回の穴馬で最も面白い存在。
前走の新潟芝1800mでは3番手から上がり33秒3を使い、1分45秒7で勝利しました。
この「好位+33秒台」がポイント。
阪神外回りは直線が長いため単純な先行馬では足りませんが、ファストフォワードなら前に行きながら速い脚も使えます。
5番枠ならモンローウォークを見る形で好位のイン~中を確保できそう。
事前予想では二桁人気クラス。
人気薄の中ではトラックバイアスへの適合度がかなり高い馬と見ます。
☆3番 スマートプリエール
こちらも内枠を生かして狙いたい穴馬。
春のフラワーC勝ち馬で、1800m重賞をすでに勝っています。フラワーCでは中団から上がり34秒0で差し切りました。
オークス15着だけを見ると狙いにくいですが、2400mから得意の1800mへ600m短縮。
さらに3番枠を引きました。
チューリップ賞では阪神外回りを5番手付近から上がり33秒6で走っており、阪神の瞬発力勝負にも対応できます。
事前予想8番人気前後なら、一変を狙う価値があります。
☆9番 ナムラコスモス
前走中京記念15着だけで人気を落とすなら狙いたい馬。
春のチューリップ賞ではタイセイボーグとタイム差なしの2着。阪神外回りで3番手から上がり33秒5を使っています。
さらに桜花賞でも6着。今回のメンバーでは阪神重賞での実績は上位です。
最終追い切りは栗東CW83秒5-1F11秒7。日刊スポーツもローズS追い切りベスト3の3位として取り上げています。
9番は極端な外枠でもありません。
前走だけで評価を下げるなら、10番人気前後想定の今回は絶好の買い時と判断しました。
展開予想と馬券の狙い方
逃げ候補はモンローウォーク。
ファストフォワード、スマートプリエール、ミリタリータトゥーあたりがその後ろ。アンジュドジョワもスタートさえ決まれば好位~中団の内に入ると予想します。
明確な逃げ馬が多数いる組み合わせではないため、前半から激しい先行争いになる可能性は高くありません。
ミドルより遅め→残り600mから一気に加速する瞬発力戦を本線に想定します。
そうなると最後方から大外一気だけでは届かず、
「4コーナーで前との差を詰められる位置+33秒台の末脚」
が理想です。
その条件に最も合うのが◎アンジュドジョワ、○モンローウォーク、▲レイクラシック。
馬券は◎1を中心に、人気薄を絡めて配当を狙います。
- 単勝:1 アンジュドジョワ
- ワイド:1-5、1-9、1-11
- 馬連:1-5、1-7、1-11
- 3連複:1-7-3・5・9・11
- 3連単:1・7 → 1・7・11 → 3・5・9・11
特に狙いたいのは1-5のワイド。
アンジュドジョワとファストフォワードがともに好位~中団から立ち回れば、人気馬同士の決着とは違う高配当を狙えます。
ローズステークス2026予想まとめ
最終結論は、
◎1 アンジュドジョワ
○7 モンローウォーク
▲11 レイクラシック
☆5 ファストフォワード
☆3 スマートプリエール
☆9 ナムラコスモス
とします。
2026年ローズSで重要なのは、「過去のローズSは内枠・先行有利」と単純化しないこと。
2023年と2025年の阪神開催では中~外枠や差し馬も好走しており、末脚性能は非常に重要です。一方、2026年はAコースの状態が良く、開幕週には内を立ち回った馬の好走も目立ちました。
そのため今年は、
「内~中枠からロスなく運ぶ」+「好位~中団」+「直線で速い上がり」
を最重要ファクターとしました。
人気馬をそのまま並べるのではなく、枠順確定後だからこそ浮上した1番アンジュドジョワから勝負したいローズステークスです。
※予想・馬場分析は2026年9月11日15時台までに確認できた情報を基にしています。ローズS当日の馬場状態、馬体重、直前オッズはまだ確定していないため確認できません。最終的な馬券購入時は当日のJRA発表をご確認ください。
主な確認資料:JRA出馬表・JRA馬場情報(2026年9月11日確認)、JRA過去レース結果、netkeiba予想オッズ・馬場分析、日刊スポーツ追い切り情報。

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